私にとって夢とはトリップすることであり、時間感覚の喪失を意味する。
作業に夢中になったり、眠るときに見る夢にも時間感覚はないから、「夢」と言う言葉に体感的にそう言う理解をしている。
苦しいのは一瞬とよく言うが、苦しいとは状態であり状態は継続的なものだから、必ず時間感覚を伴うものだと思う。
私は時間感覚を喪失した際に、夢を見ることに成功しており、苦しみから逃れられるのである。
苦しみから逃げるというと聞こえは悪いが、何かに夢中になると言うのは人生にとって
大抵プラスに働くものだ。
私は苦しみを避け夢に逃げ、憧れを抱き夢を追い、打算的に夢を見続けるのである。